トレード(スタイル・手法・ルール)の違い
こんにちは古川一(ふるかわ はじめ)です。
この記事はカリキュラム第5.5の内容になります。記事は古川監修/助丸編集で執筆しています。
今回はタイトル通り「トレードスタイル」「トレード手法」「トレードルール」それぞれの概念の違いについて書いていきます。
それぞれの違いが判らないと、記事を読んでいて頭が混乱するかもしれないので書いておこうと思います。
この記事を読むことで
・追加必要ない情報(サービス)を勉強(調べ)しなくて済むようになる
・自分が何を知りたいのかを調べるヒントを入手
以上の情報が手に入ります。それでは解説します。
それぞれの違いのイメージ
ざっくりとした「トレードスタイル」「トレード手法」「トレードルール」のイメージ図を用意しました。
下に行けば行くほど実行度合いが詳細になっていくことが見て取れると思います。

利益を出したいという目的を得るための手段が下に行けば行くほど複雑な計画(作戦)が必要になります。
初心者が良く勘違いしている部分として、トレード手法を聞かれているのにトレードスタイルの事だと勘違いしている等です。
例えば
Q:トレード手法は何を使っていますか?→A:「デイトレ」です。
こう答える初心者は多いです。
デイトレはトレードスタイルであり、トレード手法ではありません。
ここを含め、上記の図の構成を勘違いしていると自分の目的にあった結果・情報が絶対に得られません。
また、トレードスタイルや、トレード手法は自分の性格や生活スタイルに左右されるところがあります。
せっかくトレードの勉強をしても生活スタイルのせいで実行できないといったことや、精神的に疲れる手法だと人によっては耐えられないケースもあります。
※古川のカリキュラムでは、古川の経験をいかし受講者の性格や日常スタイルに合わせてお勧めのトレードスタイルや手法を紹介しております。
文章での解説
文章で書くと「トレードスタイル」「トレード手法」「トレードルール」それぞれの違いは
<トレードスタイル>
大まかな株取引の戦術のこと、1トレード当たりの取引期間・頻度で”スキャルピング””デイトレード””スイングトレード”ポジショントレード”中長期投資””長期投資”等スタイルの呼び方が変わります。
<トレード手法>
チャートや指標の法則性を利用した利益を出すための理論・方法のことです。
いわゆるチャートパターンを指すことも多いです。
有名な手法でいうと、ボリンジャーバンドや、グランビルの法則、ダウ理論を使ったトレード手法などがあります。
トレードルールと混同しやすいですが、「厳密にトレードする定義(数値)は見えないが、こんな感じでトレードする」といったイメージ図みたいなものです。
本来はトレード手法だけでトレードしても勝てない(継続して利益を出せない)のですが、初心者はこれを知れば勝てると思っているケースが多いです。
<トレードルール>
トレード手法の情報を軸に、再現性ある取引ができる条件を検証によって導き出したもののことです。主にトレード手法が提示するチャートパターンの「銘柄選定条件、エントリーポイント、損切りポイント、利食いポイント」をそれぞれ決めます。条件の中で一番成績が良いものをトレードルールとして運用します。
世間のトレード手法・ルールの情報について
トレード本やSNS、動画サイトで紹介されているトレード手法・ルールですが、手数料を考慮してなかったり欠陥があったりします。
悪質な情報商材だと、「勝率97%!」「これをやれば勝てます」と宣伝し、適当なルールを販売した後消息を絶つ。というケースも結構あります。
試さないと合う合わない勝てる勝てないが分からないのは確かにそうなのですが、良くないのは”試す方法・トータルで勝つ為の方法論がない、リスク回避の方法まで書いてない、情報提供者が試していない、元情報の劣化コピーである”等の可能性が払拭出来ないことだと思います。
しかもその雑な情報で”数万数十万円支払って資金も時間も浪費する””勝ち方・試し方がわからないから不安で継続できず断念する”という方がたくさんいるのです。非効率ですしこの業界にそんな情報があふれているのは事実なのです。
これは株という概念から民衆を遠ざけてしまいます。世の中にとっても私のトレード仲間作りにとっても大変よろしくないです。
そんな中、古川トレード塾では検証済み、実施済みのトレード手法しか教えませんし。生徒に合うトレードルールの作成を個別指導という家庭教師のような形でお手伝いしています。
講義内容はブログで無料公開しているものがほとんどです。まずは情報武装するところから始めてみるのはいかがでしょうか?
気になる方はこちらからお試しくださいませ(古川トレード塾)
まとめ
トレードスタイル
=大まかな株取引の戦術
トレード手法
=チャートや指標の法則性を利用した利益を出すための理論・方法
トレードルール
=トレード手法の情報を軸に、再現性ある取引ができる条件を検証によって導き出したもの
でした!
というわけでお疲れ様でした~( ^^) _🍵~~
今回は「トレード(スタイル・手法・ルール)の違い」についての解説でした。
次回は「トレード手法」をご紹介します。お楽しみに!
今日も一歩進めて素晴らしいです!この記事が読者の株の世界への第一歩になれたらうれしいです。
僕たちの夢で「オンライン個別指導で投資・投機の”勉強方法”を伝える塾」というのを考えています。
皆様の応援で実現するかもしれません。もしよかったらですがこれから何卒宜しくお願い致します。