日経平均が史上最高値更新!株を買うのは今からでも遅くない!?崩落の予感…
こんにちは、古川一です。
またしても日経平均が続伸しましたね。(2024年3月22日時点)
高寄りしてその後結局陰線で終わりましたが、終値は前日の高値を超えて終わっています。
※終値40888円で史上最高値
連日ニュースで日経平均高値更新と毎日のように流れていて、普段株に詳しくない人も興味がわいてくる段階だと思います。
現に、私の親は株に全く興味ないのですが、この間私に電話をかけてきて「下がったら買ったほうが良いのか?」「どこで株を買える?」と聞いてきました。
もちろん私が専業トレーダーで稼いでいるのを知っているので、私に電話をしてきたということなのでしょうが普段こんな会話を一度もしたことがないので不気味に思いました。
というのも、だいたい普段株に興味がない素人が株を購入したくなるような相場は危険なのです。
靴磨きの少年
有名な話でいうと、アメリカの「靴磨きの少年」を思い出します。
この話は調べれば直ぐ意味が分かると思うので詳しくは割愛しますが、1920年代アメリカの大統領ジョン・F・ケネディの父親が靴磨きの少年に靴を磨いてもらっていると、
少年が「おじさん株は買っている?今株を買ってないなんて勿体ない、凄く儲かるんだ」と最底辺の仕事をしているような少年が株を進めてくるといった内容です。
これを聞いたジョン・F・ケネディの父親は、「靴磨きの少年までも株をやるようになったらお終いだ」といって、持ち株を全て売却。
その後、アメリカの大恐慌である「暗黒の木曜日」が起きます。※アメリカで起こった株の大暴落相場
この話の教訓は、普段株をやらないような素人が株を買い始めるほど相場が過熱すると、その後一体誰が株を買うのかという話です。
つまり、誰も株を買わなくなる天井が近いということです。
当然買った株は売って利益にしなければならないので、誰かが自分の株を買ってくれなければ取引は成立しません。よって、株の買い手がいなくなった相場は暴落するしかないといった有名な教訓です。
こんな時は危ないよ
私は、相場を15年以上見てきましたが様々な暴落を経験してきました。
共通することは、過熱し過ぎた相場は危険ということです。
もし、普段株をやらないような人がニュースに影響されて株に手を出すような思考になったら、一旦冷静になることが大切です。
よくありがちなのが、利益を得ることが目的ではなく、株を買うことが目的になってしまっている状態です。
周りが株で利益を上げていると、株を買っていない自分が損をしているような気分になる。
こういった状況になっていたら危険です。
「投資目的で株を購入して利益を得たいのか」、「短期的に株を売買して利益を得たいのか」この辺を考えずに「なんとなく騒いでいるから乗り遅れたくないという思考」で株を買うのはやめておいたほうが良いと思います。
もし、株に興味がわき、計画性のある株の売買をしたいという方であればしっかり勉強した上で株を売買するのは良いと思います。
勉強のやり方についての記事も描いてみようと思っています。
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