システムトレード(投機)の利点
こんにちは古川一(ふるかわ はじめ)です。
この記事はカリキュラム第12の内容になります。記事は古川監修/助丸編集で執筆しています。
前回まで投機自体の話でしたがもう少し深堀りして
今回はシステムトレードにおける(投機)の概念・メリット/デメリットについて解説します。
システムトレードとは
システムトレードは、あらかじめ設定しておいたトレードルールを機械的に実行するトレード方法になります。
最初から最後までトレードルールによって決められた条件を淡々と実行していきます。
例えば、自分が「この株下がりそう」と思ったり、悪いニュースが出て相場が下がりそうと思ったとしても、システムが【買いのサイン】を出していたら指示に従って株を買います。
決済するタイミングも、あらかじめ決められたサインの指示以外で決済しません。(自分の意思では決済しない)
ちなみに裁量トレードというのもあり、これはシステムトレードとは違い状況によってトレード計画をその場で組み立ててトレードする方法もあります。
裁量トレードでもベースとなるトレードルールを作る必要はありますが、細かく決まった数値はなく「状況的にこうだからこうしよう」といった感じでトレードします。
その点システムトレードは、裁量トレードとは違いトレードサインには判断に必要な数字が厳密に決められており
最初から最後まで条件によって決められたトレードルールを淡々とこなしていくことになります。
ただ勘違いしてほしくないのは、システムトレードだからと言って一生機械的にトレードするのかというと少し違います。
システムトレードを【稼働】させるのか【停止】させるのかという判断や、定期的なトレードルールのメンテナンス作業(改良)はします。もちろん稼働させる判断や停止する判断は感情で決めるのではなく、予めルールで決めておきます。(こうなったら停止するというような条件を稼働前に決めておく)
※【裁量トレード+システムトレード】というような考え方(やり方)もあります。
システムトレードでのメリット/デメリット
以下にシステムトレードのメリット/デメリットをまとめました。見ていきましょう。
システムトレードのメリット(利点)
・場中に状況判断を迫られることがない
・基本的に日足ベースのトレード。相場が終わった後にトレード注文を入れるので落ち着いて注文できる。
・上記の理由により、フルタイムで仕事をしていても問題なくトレードできる。(当日15時30~翌日9時までに次の注文)
・世界情勢を把握する必要がない(ニュースなど一切見る必要がない)
・日々の情報に踊らされない。(決算、IR、四季報といった情報もみなくていい)
・要領を覚えれば1日にトレードにさく時間が1時間以内(古川は30分もかからない)
・勝てる(期待値の高い)トレードルールを作ってから実際にトレード(資金を投入)を始める関係上、マーケットの洗礼を受けない。
システムトレードのデメリット
・システムトレード用のトレードルールを用意するのに時間がかかる(検証作業をしたり期待値が高いトレードルールを作るのに最低でも数カ月単位で時間がかかる)
※これはシステムトレードに限った話ではない
・システムトレードルールが機能しなくなった際に修正をする必要がある。
※これはシステムトレードに限った話ではない
まとめ
”システムトレードはメリットだらけ!”
先ほど、メリットとデメリットを紹介しましたが、システムトレードだけにおけるデメリットというものは存在しません。
(結局、裁量トレードでもデータ検証作業は必須)
裁量トレードと比べるとメリットがかなり多いので裁量トレードで勝てない方はシステムトレードにスタイルを変えてみると勝てるようになる可能性が高いです。
というわけでお疲れ様でした~( ^^) _🍵~~
今回は「システムトレードをする利点」についての解説でした。
この記事投機家の第一歩になればと心から願います。
僕たちの夢で「オンライン個別指導で投資・投機の”勉強方法”を伝える塾」というのを考えています。
皆様の応援で実現するかもしれません。もしよかったらですがこれから何卒宜しくお願い致します。


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