売買日記と期待値の算出方法

こんにちは古川一(ふるかわ はじめ)です。

記事は古川監修/助丸編集で執筆しています。

前回、トレードをする上で「期待値」が大事という話をしました。

そして期待値は日々のトレードの売買記録や過去のデータから導き出します。

今回は

・売買記録の書き方と実際どのような感じで期待値を算出するのか

を解説していきます。

記事は、デモトレード前提で書いておりますがリアルトレードでも同じ考え方です。

ここからが実戦に直接かかわってくるタイミングです。

一緒にゆっくり学んでいきましょう。

売買日記に必要な情報

売買日記」の概要(売買記録ともいう)

「売買日記」、売買記録とも言いますが売買日記とは自分がトレードした記録をまとめたトレード記録です。

これを記録しておくことがトレードで生き残るための最低条件です。

記録には基本、エクセルかGoogle Workspaceのスプレットシート(無料)を使います

トレードで勝つためには、何故負けているのか原因を追究する必要があります。

(例えば、期待値がプラスでも資金管理が悪くて損しているケースがあります。その場合は資金管理を修正したら勝てるようになる等)

そして、そもそも自分のトレードが利益を生み出せるのか(期待値があるのか)も確認する必要があります。

これらを確認(見つける)する為にも売買日記をつけることが大切なのです。

(例えば、”トレードルールそのものに欠陥があって結果がでていない”のか”トレードルールは優秀だが自分がトレードルールを守れていない”から結果がでていないのか、資金管理が原因なのか等、この日記をつけることで振り返ることが出来ます。)

他にも、自分のトレード記録から”もっと利益を出すにはどうしたらよいか”を研究することに役立ちます

そんな売買記録のつけかたをまず解説していきます。

今回は簡単に「大きい陽線の終値でエントリー→5日後の終値で決済」というルールの売買記録を1ヶ月付けたという仮定で話を進めます。

そして上のルールで売買記録をつけたのが下図です。エクセルなので一部自動化していますが雰囲気はこんな感じです。(数字はテキトーです。)

記録する項目はルールやトレード手法にもよりますが以下の項目は最低限記録しましょう。

銘柄、エントリー日(エントリー理由)・エントリー価格・決済日(決済理由)・決済価格・備考

最低限この項目で記録をはじめましょう。

最初は株を実際に買わずに”買ったつもり”で売買日記をつけるのがよいでしょう。(デモトレード)

もちろん、実戦のほうが経験値は圧倒的にたまりますが実際に資金が減っていくので要領を掴めていない人や初心者の方はいきなり実戦はやめておきましょう。

期待値の算出方法

そして期待値を含めたトレードルールの成績を決める数値は図の赤い部分です。

上から

合計損益率:1回のトレードの損益率((「決済時の株価」ー「エントリー時の株価」)/「エントリー時の株価」×100(%))をすべて足したもの

取引回数:全ての取引の回数

期待値:合計損益率/取引回数

勝率:収支+で終わったトレードの回数/すべての取引回数

となります。

~リアルトレードを集計する場合~

最初はトレードルールを守れないケースが多いので、トレードルールを”守れたトレード”と”ルール違反したトレード”でわけて集計しましょう。

そうすることで、トレードルールを守った方がいいのか、感情に任せてトレードしたほうがいいのか目で見てわかります。

その他、ミストレードも出てくると思いますのでその場合もルール違反の枠に入れましょう。

期待値を出したけど+1%以下だったら

前回、期待値+1%を目指せという話をしましたが、実際やってみると意外とハードルが高いことがわかると思います(もちろんたまたま出ることもありますが、、、)

大丈夫です。その感想は合っています。

最初何気なくやるとほぼ間違いなく期待値が-3%とか-0.2%とか+にいってもいいとこ0.5%ではないでしょうか。マイナスをゼロに、ゼロからプラスにする。ここが大変です(面白さでもあるのですが)

今回の例だと1か月分しかデータがないのでそもそものデータ(根拠)の信頼度が低いと言わざるを得ません。

仮に1カ月分(10回、20回程度のデータ)のトレード結果の期待値を算出して、結果が悪かった、良かったと判断するのはあまりよくありません。

トレードは仮に1か月分のデータで期待値が1%以下だったとしても、2カ月、3ヵ月と範囲を広げてデータを集めたら期待値がプラス1%を超えているかもしれません。

逆に、1カ月分のデータで期待値が1%以上だったとしても、2カ月、3ヵ月と範囲を広げたデータを集めたらもっと低い期待値が算出されるかもしれません。

ですので、まずは期待値1%を目指すのですがデータの量がなければ信頼度がその分低いので注意が必要となるのです。

データの信頼度を上げるためには以下の事が必要です。

過去データも含めて数多く検証する!(データ数を集める)

これにつきます。

次回はこの「過去検証」のお話です。

まとめ

実際の期待値の出し方は

「表計算ソフト上で売買日記をつけて損益率の合計を取引回数で割って出す!”」

でした!

 

というわけでお疲れ様でした~( ^^) _🍵~~

今回は「売買日記と期待値」についての解説でした。

次回は「期待値の信頼度を上げる過去検証のやり方」をご紹介します。

段々と意外と作業量が多いことがわかってきたかもしれませんが、大変なのは慣れるまでです。

実は慣れてしまった人たちより、色々考えながら慣れない状況で継続する方が労力がかかったりします。

うまくいくいかない結果関係なく、いま学んでいる貴方も十分以上に素晴らしいのです!

今日も一歩進めて素晴らしいです!

 

僕たちの夢で「オンライン個別指導で投資・投機の”勉強方法”を伝える塾」というのを考えています。

皆様の応援で実現するかもしれません。もしよかったらですがこれから何卒宜しくお願い致します。

次>:期待値の信頼度を上げる過去検証のやり方

<前:株式トレードにおける期待値の重要性

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です