投機をする利点
こんにちは古川一(ふるかわ はじめ)です。
この記事はカリキュラム第5の内容になります。記事は古川監修/助丸編集で執筆しています。
この記事では投機のメリットについて書いていきます。
あらかじめ書いておきますが、記事の性質上、投資と比べた表現が多く出てきます。
ですが決して「投資は投機と比べてダメ、しない方がいい」と主張する意図では書いていないことをご理解頂ければと思います。
投資/投機は自己責任で行っていただければと思います。
それでは解説に移ります。
投機とは
株式投機とは、相場の変動を利用して短期的に利益を得ることを目的とした株式の売買取引です。
世間的なイメージでいうとデイトレード,スイングトレードなどが投機に該当します。
投資と投機には”株取引する”という点でいうと違いはないですが、運用上の違いを上げるなら株の保有期間が短いものが投機と呼ばれます。
保有期間の違いはあれど投資も投機も本質的には変わらないのです。
しかし有効な分析方法や運用上の特徴が大きく違います。
それについては次で解説します。
分析方法の違い
投機では主にテクニカル分析という分析方法が有効です。
テクニカル分析では主にトレード手法の検証やチャートパターン分析を行います。
投資では経済のニュースや市場全体(個別銘柄)を分析するファンダメンタルズ分析という分析方法を行うことが主流ですが、
それと違いテクニカル分析では主に株価の推移,数字の比較などや主にチャートの形に着目して分析を行います。
最終的には【自分の感情】や【世間の噂】などの不確定要素に振り回されないようなトレードスタイルを手に入れることができるようになるのが利点です。
また、投資とは違い試行回数を十分確保することができるので、勝てるようになれば安定した収入を得ることができる可能性がとても高いです。(他には運に左右されにくい、多少のミスも試行回数の多さからカバーしやすいといった利点など色々あります)
運用上の違い
ここでは投資と投機の運用上の特徴の違いについて書いていきたいと思います。
一旦、下の画像にまとめました。
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年間利益になぜこんなに差が出るかというと、取引回数と複利が関係します。
(※複利とは「元金で株を買い利益を出す→元金+出た利益でまた株を買う」を繰り返すことで爆発的に資金が増えていく性質)
基本的に取引回数が多ければ多いほど複利が働く回数が増え利益も増えやすいのです。
その代わりマイナスに行く速度も早いので、そこは大きく損しない方法を学んでいく必要があります。
仮に失敗した場合を考えると、投資だと1年後~3年後に失敗に気が付きそこから修正という形になりますが、
投機の場合1カ月程度で結果がわかるので失敗したときのリカバリーが投資よりもむしろ早いという点も魅力です。
(当カリキュラムではそもそも念入りにトレードシミュレーションの学習を取り入れておりますので大きく失敗するトレードが起きないようになります。)
以上のことから相場中に株価を見れる方で資金が少ない方は投機をやった方がメリットが大きいです。
投機の長所/短所
以下に投機のメリットとデメリットをまとめました。
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空売りというのは信用取引の中で売りから入って買い戻すことで利益を出す方法です。
現物取引では空売りはできないので信用取引をメインに使う投機では投資と比べてチャンスが単純に2倍あるということになります。
投機では基本的に信用取引を使います、無理に信用取引を使う必要はありませんが、
小資金でやる際には信用取引で資金力を3.3倍した状態でやる方が利益効率がいいのでおすすめです。
利益効率が良ければ損から回復しやすかったり、資金の増え方が早いので資金が足りなくてほしい株が買えないということが少なくなり
チャンスを逃しにくくなるなどリスク回避の要素があることも覚えておきましょう。(あくまでうまくいった場合の話ですが、ここで学んでいけばいずれこれに近い動きができるようになります。)
デメリットとしては相場を確認する回数が多いとありますが、一日に朝と夜一回ずつ見れば済むルールを作ることも可能ですし、取引回数が少なくても利益自体は出せるみたいなルールを作ることも可能です。
一度に大量の資金を投入することは難しいはそうなのですが、一度の取引で3000万ぐらいまでなら問題なく取引できるので資金が少ないうちは気にしなくて大丈夫ですし、
資金が余るようなら余剰資金を投資に回すのもアリです。
というわけでお疲れ様でした~( ^^) _🍵~~
今回は「投機をする利点」についての解説でした。
この記事投機家の第一歩になればと心から願います。
僕たちの夢で「オンライン個別指導で投資・投機の”勉強方法”を伝える塾」というのを考えています。
皆様の応援で実現するかもしれません。もしよかったらですがこれから何卒宜しくお願い致します。
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