一般/制度信用と株取引のお金の流れ

今回は信用取引のうちの一般信用と制度信用の解説をします。

しかしその前に、イメージしやすくするために株取引にかかわっている会社について説明が必要なので解説したいと思います。

<株取引にかかわる会社とお金の動き>

株式をやり取りするとき”会社からお金を払って株式を買う”と前に説明しましたが、

実際は間に

株式会社と同じくらいの数だけ銘柄が存在するのでそれのまとめ役(証券取引所)と

証券取引所に全国の投資家が集まると大変なことになるので株の注文を受けて売買を管理する役(証券会社)と

証券会社も個人がやっている企業なので注文が殺到したときに手助けしてくれる役(証券金融会社)と

証券金融会社にお金のフォローを入れる役(日本銀行)

が挟まり投資家は株取引しています。

少し難しいので「投資家は企業と直接ではなく証券会社と直接の株取引している」と理解しておけば問題ないかと思います。

<一般信用/制度信用の仕組みについて

さて、今回は信用取引の中の一般信用/制度信用制度のお話でしたね

図で今回の話の深度を確認しましょう。

そして今回の話にかかわるのは先ほど解説した、投資家、証券会社、証券金融会社です。

以上の理解をもって一般信用/制度信用の仕組みについてそれぞれ解説します。

・一般信用

それではまずは一般信用について解説します。

仕組みでいうと一般信用とは直接証券会社とする信用取引のことです。

・制度信用

制度信用は取引時に証券会社が証券金融会社と協力して行う信用取引のことです。

証券会社ー証券金融会社の間の取引を貸借取引といいます。

(空売り時は何でもかんでも空売り注文ができると証券金融会社が困るので”貸借銘柄”という名前で取引できる銘柄に制限がかかったりすることがあります)

<一般信用/制度信用どっちがいいのか>

一般信用と制度信用の取引上の違いは主に 期限・取扱い銘柄・逆日歩・金利・貸株料です。

維持コスト的な観点から言えば

・長く株を保有する投資目的なら現物取引>信用取引(一般信用)

・短期で株取引を繰り返す投機目的なら信用取引(制度信用)

ということになります。下表にまとめました。

<まとめ>

・株式会社~投資家の間には色々な会社がかかわっており投資家が直接やりとりするのは”証券会社”である

・信用取引には制度信用と一般信用の二つの取引方法がある

・一般信用と制度信用の取引上の違いは主に 期限・取扱い銘柄・逆日歩・金利・貸株料で

 維持コスト面から見ると

 長く株を保有する投資目的なら現物取引>信用取引(一般信用)

 短期で株取引を繰り返す投機目的なら信用取引(制度信用)

 となる。

 

というわけでお疲れ様でした~( ^^) _🍵~~

今回は「一般/制度信用と株取引のお金の流れについて」の解説でした。

長かったですね💦内容が複雑すぎてこんがらがってしまう方は最後のまとめだけ覚えましょう!

 

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