「ありふれたトレード情報に潜むウソ」とその判別方法
こんにちは、古川一です。最近、低気圧が続いて頭が痛いです。そんな時は一日寝てるのに限りますね。
さて、今回は私がトレードを勉強するにあたってとても苦労したことの一つである
【正しいトレード情報】と【間違ったトレード情報】の判別方法を簡単に記事にしてみました。
赤枠:トレード情報や持っている知識に噓が紛れ込んでいる可能性についての解説
青枠:正しいトレード知識(情報)と誤ったトレード知識(情報)の区別の仕方
大きく分けて上の2種類に分けてお話していきます。
それでは行きましょう。
「そのトレード知識・情報、本当に正しい?」
みなさん、トレードについて知識を得ようとする場合、通常インターネットで調べるか本で調べると思います。
私は今でもインターネット、本等でトレードについて勉強や調べ事をします。
トレード本を合計で100冊以上読みましたし、インターネットでトレードについての情報を調べたり、時にはお金を払って情報商材を買ったりセミナーを聞いたりしました。
多分合計で100万円以上は余裕で使っていると思います。
そんな私が、トレードで勝てるようになって得た経験則があります。
それは、「インターネットの情報、本の情報、情報商材、セミナーこれらの情報が間違っている場合がかなりある」ということです。
場合によっては、悪意のある情報も多々見受けられます。
私の経験をもとに例となぜそうなるかを解説していきます。
間違っているトレード情報の例(インターネット)
では、実際に間違っているトレード情報が多かったものについて、解説したいと思います。
インターネットで公開されている間違ったトレード情報パターンは以下の項目によくありがちです。
・投資の情報と、投機の情報がごっちゃになって解説しているパターン
・トレード手法についての解説が間違っているパターン
※(トレード手法の一例:ボリンジャーバンド、一目均衡表、トレンドライン、ヘッドアンドショルダー、ダブルボトム、ダブルトップetc,,,etc,,,)
・トレードの勝ち方、考え方についての情報について間違っているパターン
これらは、ネットで情報を提供している投稿者本人には悪意はなく単純に投稿者のトレードの知識レベルが低いがために間違った知識で投稿している場合が多いです。
或いは、後程詳しく解説しますがトレード解説記事を投稿している人はPV(アクセス)を稼ぐのが目的になっている人や、アフィリエイト収入を目的としている人がほとんどです。
投稿者自身トレードをしたことがない完全な素人がブログを書いていることもあります。
※ちなみに私はトレード経験者ですがブログは趣味です(笑)
それらの素人の投稿記事は、あくまでもPVやアフリエイト報酬を目的としている為、トレンドラインの引き方の解説が間違っていたり、各手法の解説が間違っている場合が散見されます。
また、トレードの勝ち方や、考え方についての情報もあいまいな内容や、意味のない情報をただ広げていてそれを習得したところで勝てるようにならないだろと思うことがしばしばあります。
間違っているトレード情報の例(本)
みなさん意外かと思われますが、実は書店にあるトレード本の情報は間違った情報のものが結構多いです。
お金をとって販売している本が間違っていると考える人は少ないと思います。
出版社が大手だからとか、販売元が大手だからと言って本の中身が正しいとは限りません。
必ずしもトレーダーが企画・執筆・編集しているとは限らないし、本人にとって本当に大切な情報は教えないからです。
むしろ、本の場合は最初から売り上げを目的として販売されるため、購入を促すようなタイトル(『主婦が1億円稼いだ手法』などといった)が多く、内容もひどいです。
私が100冊以上トレードの本を読んだなかで、為になるような本は全体の1割程度しかなかったのが現実です。
悪意のある情報もある
インターネットの情報のなかにはお金を払うタイプ、いわゆる情報商材が存在します。
その中には、最初から勝てるわけのない高勝率トレードを宣伝にトレードで勝てる手法を販売したり、システムを販売する業者も多数存在します。
そういった業者のトレードシステムは手数料や、スリッページなど一切考慮せず都合のいいデータのみ消費者に見せて販売しています。
最近はX(旧Twitter)や、インスタなどでフォローワーを集めてサブスク形式にお金をとる情報販売システムも流行っています。
勿論最初から集金目的なのでそれっぽい内容ではあるのですが、それでトレードで勝てるようになるわけはありません。
何故、間違った情報があると言えるのか
冒頭でも話した通り、私自身トレード本やトレード商材といったものに合計数百万円以上支払って実際に試した結果から間違った情報がたくさん存在していると体感しました。
そこで今度は読者の視点ではなく、作成者の視点で考えてみましょう。
実際にあった話なのですが僕の知り合いにアフリエイト広告などで収入を稼いでいる友人がいて、一回もトレードをやったことがない+トレードに関しては全くの初心者であるその友人が記事のPV、インプレッション数を稼ぐためにトレードの記事を投稿してアクセスを稼いでいました。
私が友人に
「お前、トレードしたことないのにどうやって記事かいてるの?」
と聞いたところ、他の人が書いた記事をいくつもリストアップして、みんなが知りたがっていそうなトレード情報を集めて、自信のホームページでまとめて見やすいようするだけでPVが稼げるから内容があっているかは関係ないといっていました。
その友人のトレード記事を試しに読んでみたら、内容がめちゃくちゃでした。
例えるなら、初心者向けの音楽理論についての記事のはずが
「ギターのコードの抑え方」「ドラムの叩き方」「バイオリンの弾き方」「声の発声の仕方」
と、いうように一つの投稿記事の中身に、ただジャンルだけ揃えて中身がごちゃごちゃとして内容がめちゃくちゃな感じでした。
ちなみに、その内容もいくつか間違いがありました(笑)
正しいトレード情報もある(自分が間違っているケース)
当然、間違った情報だけではなく、正しい情報もあります。
基礎的なトレード用語や、売買のやり方といったように、確実に正解がある内容のものは正しいものが多いです。
また、初心者の場合最初は何が何だか分からない状況だと思います。
そういった場合に、とりあえず雰囲気だけでも知りたいといった時にトレードの本を数冊買ってみるとある程度トレードの雰囲気はわかると思いますし、参考になる部分もあると思います。
情報は正しいが、読者が間違ってくみ取っている可能性もある
私もそうなのですが、最初は役に立たないと思っていた内容の本が実はトレードで勝つためには重要な要素だったりすることがあります。
初心者のころや、経験が浅い段階では重要な情報が重要と認知できない場合も多々あります。
今思えば、自分が知りたい情報(都合のいい情報)のみを集めるといったことをしていた時期もあります。
自分に都合の悪い情報=間違っている
と解釈して、実は自分が間違っていた
なんてケースもあるのと思います。
また、本人は投資をやりたいのに投機の情報を集めているといったように、集めるべき情報自体が間違っているということもあります。
※野球をしたいのに、サッカーのルールを勉強しているといった感じです
古川一流、トレード知識正誤判別方
いきなり結論からいいますと、トレードの知識においてどの情報が正しいかどの情報が間違っているかを見分ける方法は結局自分がその情報を試してみて納得のいく結果が出せるかどうかということにつきます。
一番の問題点は、自分のとっての都合のいい情報=正しい と解釈してしまう傾向がどうしてもあるということです。
情報が正しくても自分の得たい情報ではなかったからと言ってその情報が間違いとは限りません。
とはいえ、これは間違っているだろ と結論付けできる情報もあります。
それは、高勝率のロジックや、1億円稼ぐ方法などといった情報商材です。
これらの中身はほとんど詐欺だと思ってください。
何故、1億円稼げる情報を数万円程度で販売するのでしょうか。
何故、優秀なロジックを販売するのでしょうか。
私だったら自分でそのロジックを使って誰にも教えません。何故なら、人に教えたらそのロジックが拡散されてトレードが機能しなくなる可能性がかなり高いからです。
誰でも勝てるロジックが拡散されたら、誰も儲からなくなるというのはトレードの世界では常識です。
よくあるのが限定10個などといって、いかにも本物っぽく販売しているケースもありますので注意が必要です。
結果がでなかった場合それは間違っている情報
結局、ネットの情報にであれ、本の情報にであれ実際に試してトレードで結果がでるかどうかで判断するしかありません。
トレードの勉強方法が間違っていたら結果はでませんし、結果がでたらその情報は正しかったというような感じです。
私の言っていることも間違っているかもしれないと疑う
ここまで書いてきて言うのもアレですが、そもそも私の記事の内容が間違っている可能性もあると思って読んでください。
もちろん、私は悪意なく、みなさんに正しい情報が伝わるようにトレードの記事を書いていますが(笑)
ちなみに、私もトレードを教えて下さった先生の教えを鵜呑みにトレードをしたことは一度もありません。
言われたことに対して、その内容が正しいかどうか全て裏(データ)を取ってから知識として利用しています。
まずは行動から始めてみましょう。
以上、トレード情報に潜むウソと判別方法についての解説でした!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
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それではお疲れ様でした!
“「ありふれたトレード情報に潜むウソ」とその判別方法” に対して2件のコメントがあります。