チャート情報を読み取る(特殊な値動き編)

今回はトレードを勉強・分析していくうえで大事なチャート情報について触れていきたいと思います

今回の記事を読めば

・前場/後場

・寄り付き

・窓

・板

・気配値(特買い/特売り)

・ストップ高/ストップ安

について学べます。※今回はローソク足(日足)をベースに解説します。

前場/後場

株式市場には休みがあります。

やっていない日(休み)は基本的にカレンダー通り、年末年始もやらない期間があります(大納会/大発会)

以下は平日1日のスケジュール、前場と後場以外では注文はできても約定されません。(15:25~15:30は注文できますが約定しません。ただし、大引け決済はできます)

寄り付き

寄り付きとはその日初めて値が付いた(取引が成立した)タイミングのことで、寄り付いた値段を始値といいます。

個別銘柄は朝9時に寄り付きが行われますが、条件次第で寄り付き時間が遅れることもあります。

また、価格は前日の終値より高く(安く)始まる(寄り付く)こともざらにあります。

上で寄り付くことを「高寄り」、下で寄り付くことを「安寄り」といいます。

※必ずしも前の日の終値の価格の続きで翌日の価格が始まるわけではないということ

窓とは

窓とは前日のローソク足と当日のローソク足との間に空白がある状態のことです。

窓の出現は上に空いていれば買い注文が強かったことを意味し、下に空いていれば売り注文が強かったことを意味します。

この空白は埋められやすいといわれています。(窓埋めと呼ばれる)

宿題下画像変更

板とは

当塾ではほぼ使わないですが先の説明のために概念だけ置いておきます。

”株を買う”というのは厳密には、

自分がN円で買い注文する→相場に同じN円の売り注文が出ている→取引が成立する(約定する)→株が保有できた(買えた)

という風な順序を踏みます。

「株を買うときには売っている相手がいないと取引成立しない」ということを覚えておきましょう。

気配値(特買い/特売り)と

ここでは用語と一緒に

なぜ前日の終値と寄り付きに乖離(高寄り/安寄り、窓)ができるのか?を解説していなかったのでここでしようとおもいます。

株の注文は場中でしかできないイメージがあるかもしれませんが、実は注文自体は場中じゃなくてもできます。(スケジュールでいうところの15:31~8:59や昼休憩中)

ただし約定(取引成立)はしません。じゃあ注文はキャンセルになるのかというとキャンセルにならず相場開始までストック(保持)されます。

そしてひとつ前トピックの”板”にその情報が表示されることになります。

この相場が始まる前の注文状況を「気配値」といいます。

相場が始まる時にどうやって寄り付きの株価が決まるのかというと、注文ストックの中で買い注文と売り注文がぴったり同数入っている株価で寄り付きの株価が決まります(板寄せと言ったりします)。

ここで決まった株価が前日の終値と一緒じゃないことがあるので前日の終値=当日の寄り付きにならないことがあるし、相場が始まった後も決まり切っていないことがあるので相場開始と寄り付きの時間にタイムラグが生じたりするのです。

ちなみに寄り付き前に前日の株価より高寄りするか安寄りするかを暫定的にみる方法があり、

相場開始前の気配値に「特買い」「特売り」の表示が出ていたらその目安になります。

相場開始前に買い注文が殺到していると「特別買い気配=特買い」の表示が出て

相場開始前に売り注文が殺到していると「特別売り気配=特売り」の表示が出ます。

※特買いと特売りの表示は9時以降に出ます。

相場開始前の気配値が特買いだとその日の寄りつきが高寄りする可能性が高く、特売りだと安寄りする可能性が高いです(コロコロ変わるのであくまで目安ですが)

ストップ高/ストップ安

株価の動きが止まる場合が2パターンあります。

①売りと買いの株注文数に差がある場合

②値幅制限(制限値幅)に株価が到達したとき

①に関してはそもそも株価が変わるときというのは現値の上か下かで「売り注文数=買い注文数」の条件になったときに変わるので、場中に現値の上下がともに「売り注文数=買い注文数」の条件を未達成のタイミングがあれば現値で株価が硬直します。

②に関しては株には前日の終値からの株価の値幅に上限幅/下限幅が設けられています(値幅制限または制限値幅といいます)。この値幅制限の上限に張り付いている状態を「ストップ高」、下限に張り付いている状態を「ストップ安」といいます。

値幅制限は株価帯によって数値が異なり、特定条件で値幅が4倍に設定されることもあります。

以下、株価帯ごとの制限値幅↓

※JPXより参照

以上、重要用語の解説でした